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台北市、5区画の再開発で国際入札


ニュース 建設 作成日:2010年7月6日_記事番号:T00023803

台北市、5区画の再開発で国際入札

 
 台北市政府は、7日に台北で開かれる世界華人不動産学会総会で、市内の一等地5区画の再開発に向けた国際入札の実施計画を発表する。6日付工商時報が伝えた。

 対象は▽台北世界貿易中心展覧二館(世貿二館)▽信義計画区A25業務施設用地▽忠孝西路旧市議会ビル▽南京東路興国公園▽士林北投科技園区──の5区画で、総額2,500億台湾元(約6,800億円)の投資誘致を見込む。特に中台の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結に伴い、中国資本による投資に期待が高まっている。

 林建元副市長は5日、「ECFAの効果は株式市場から不動産市場へと波及する。このため、第3四半期から来年上半期にかけ、5区画の入札を相次いで実施したい」と述べた。

 また同日、森ビルの山本和彦副社長が台北市政府を訪れ、ECFA締結を受け、同市で不動産投資の機会を模索していることを伝えた。