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台玻が組織再編、3部門を事業部に昇格


ニュース その他製造 作成日:2010年7月6日_記事番号:T00023806

台玻が組織再編、3部門を事業部に昇格

 
 台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)はこのほど組織再編を実施し、平板ガラス、ガラス繊維、容器・食器の各部門を「処」から事業部に昇格させた。各事業部の総経理には昇格前の各処の副総経理が就任する。6日付工商時報が伝えた。

 幹部人事では、林伯豊董事長が留任となったほか、林伯実総経理が台湾区総裁に、林董事長の長男の林嘉宏氏が大陸事業部総経理にそれぞれ昇進した。

 同社は海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結後の情勢変化を踏まえ、ガラス原料の炭酸ナトリウムの生産メーカーと垂直統合を進めている。投資会社の実聯中国控股を通じ、30%を出資した「実聯化工江蘇」は、年100万トンの炭酸ナトリウムの生産を見込む。投資額は3億米ドルで、プラントは昨年7月に着工され、2012年第2四半期に生産開始予定だ。

 台玻がガラス生産に必要な炭酸ナトリウムは年間約70万トンで、残りは市場に売却する。