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HPの11年液晶モニター委託、Qisdaと大同が最多受注か


ニュース 家電 作成日:2010年7月6日_記事番号:T00023811

HPの11年液晶モニター委託、Qisdaと大同が最多受注か

 
 市場の観測によると、ヒューレット・パッカード(HP)はこのほど、2011年向け液晶モニター新製品の生産委託に関する見積依頼(RFQ)を台湾受託メーカーに提示した。それによると、佳世達科技(Qisda)と大同(TATUNG)が最も多くの受注を獲得したとみられる。一方、これまでHPがモニター生産の主要委託先としてきた緯創資通(ウィストロン)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、冠捷科技(TPVテクノロジー)は受注量を減らしたもようだ。6日付電子時報が報じた。

 業界関係者は、HPの11年受注をめぐって、受託メーカーの間で熾烈(しれつ)な価格競争が繰り広げられたが、ウィストロンらが追随しなかったことが各社の受注量の変動につながったと指摘した。

 Qisdaはこれまで主にデルなどの受託生産を手掛けてきたが、HPからの受注が加わることで、今後の出荷成長が見込まれる。大同も来年は出荷が飛躍的に伸びそうだ。

 なお、HPの09年出荷台数は1,700万~1,800万台、10年目標は2,000万台と予測されている。