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液晶パネル部品、Q3も不足懸念


ニュース 電子 作成日:2010年7月6日_記事番号:T00023817

液晶パネル部品、Q3も不足懸念

 
 6日付電子時報によると、液晶パネルの部品不足は第3四半期も解消されず、パネルメーカーの出荷に影響が懸念されている。

 液晶パネルメーカーによると、現在供給不足となっているのは、反射板、導光板、ドライバIC、発光ダイオード(LED)、半製品の液晶セル(オープンセル)など。

 部品によって不足の理由は異なるが、従来型の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)製品、LED製品を問わず必要となる反射板の場合、東レと帝人(2社合計の市場シェア80%)、韓国SKCなどが2010年需要を慎重視し、生産能力拡充に消極的となっていることが主因だ。

 反射板は第2四半期に各社が前倒しで確保に動いた結果、不足率が2~3割に上り、平均価格は前期比で1割上昇した。ハイシーズンの第3四半期は不足率が1割まで下がるものの、下半期を通じてひっ迫状態が続くと懸念されている。