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パワーチップの6月売上高、40カ月ぶり最高に


ニュース 電子 作成日:2010年7月6日_記事番号:T00023818

パワーチップの6月売上高、40カ月ぶり最高に

 
 DRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)が5日発表した6月売上高は、前月比5%増、前年同期比302.89%増の85億5,500万台湾元(約232億6,000万円)で、40カ月ぶりの最高となった。第2四半期の売上高は前期比32%増の242億2,200万元となった。6日付蘋果日報が伝えた。

 増収の要因について譚仲民同社副総経理は、6月はDRAM平均価格が下落したものの出荷量は拡大、また、ファウンドリー業務で12インチウエハーの出荷枚数が増加した上、オファー価格も上昇したことを挙げた。

 下半期の展望については、63ナノメートル製造プロセスでの量産開始によりコスト競争力が強化されるため、好感触を抱いている。

 一方、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM2社の6月売上高は、南亜科技が52億2,900万元(前月比0.7%減)、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が30億8,900万元(同21%減)で、ともに減収となった。