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エピスター、サファイア基板2社に出資


ニュース 電子 作成日:2010年7月6日_記事番号:T00023819

エピスター、サファイア基板2社に出資

 
 発光ダイオード(LED)チップ最大手、晶元光電(エピスター)が、LED材料となるサファイア基板の兆遠科技(クリスタルワイズ・テクノロジー)および兆晶科技(テラクスタル・テクノロジー)に対し、それぞれ4%、5%の出資を行うと発表した。サファイア基板は第3四半期に価格が50%上昇する見込みで、エピスターは出資を通じ材料確保をより有利に進めたい考えとみられる。6日付経済日報が伝えた。

 エピスターの張世賢広報担当副総経理は2社への出資について、「サファイア基板の需要の強さを好感した資産運用的な意味合いと、サプライヤーとの関係強化の狙いがある」と語っている。

 サファイア基板は第2四半期も20%値上がりしたが、LEDチップの粗利益率は影響を受けず、製造工程の改良により逆に上昇したという。ただ、サファイア基板価格は第3四半期にさらに大きく上昇し、コストに占める割合も拡大する見込みで、同社は製品ラインナップの調整などで影響を緩和したいとしている。