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中台産業連携、福建・平潭島をモデル地域に


ニュース その他分野 作成日:2010年7月7日_記事番号:T00023829

中台産業連携、福建・平潭島をモデル地域に

 
 呉敦義行政院長は6日、工商時報のインタビューで、中国福建省の平潭島を中台間の産業連携のモデル地域として位置付け、中台間で産業の相互補完的関係を構築していく方針を明らかにした。7日付同紙が伝えた。

 平潭島は中国側が整備を進める「海峡西岸経済特区」の拠点として注目を浴びている。呉行政院長は「(産業連携に)適した産業がないか積極的に検討を進め、平潭島を両岸(中台)の産業相互補完を図るモデル地域にしたい」と述べた。

 呉行政院長は、海峡西岸経済特区に対する基本姿勢として、「以我為主,以其為輔(台湾側が主体となり、中国が補完的役割を果たす)」という原則を示した。その上で、「台湾での発展に適さない分野も、平潭島なら発展が可能ものがある」と述べ、具体例として、環境対策面から投資が困難な石油化学産業を挙げた。