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がん保険料、9月から4割アップ


ニュース 金融 作成日:2007年8月30日_記事番号:T00002383

がん保険料、9月から4割アップ


 主要生命保険会社が 9月1日から、がん保険の保険料を全面的に3~4割値上げする。

 業者によると、台湾でのがん発生率は年々上昇して、現在4人に1人ががんで亡くなっている。がん保険の求償率も上がっているため、値上げが避けられない状態だという。

 値上げは0歳から65歳の全年齢層で実施され、例えば30歳の男性が20年のがん保険を1口(入院費1日約1,000元保障)契約した場合、年間保険料は3,000元(約1万500円)を越えることになる。一般に入院費1日1,000元では十分ではないため、3、4口加入するとなると、年間で1万元の大台を突破することになる。

 また、9月からがん保険の保障範囲も縮小される。契約してから責任開始期までの期間がこれまでの30日から90日に延長され、保障額の上限も多くの項目で減額される。特に診断給付金はこれまで最高で50万元支払われていたものが、大幅に下がって5万元から10万元、高くても30万元となる。30日付聯合報が報じた。