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特許審査の迅速化、5年で12億元投入


ニュース その他分野 作成日:2010年7月7日_記事番号:T00023830

特許審査の迅速化、5年で12億元投入

 
 経済部智慧財産(知的財産権局)の王美花局長は6日、経済日報のインタビューに応じ、今後5年間で12億6,000万台湾元(約34億3,000万円)を投じて特許審査のスピードアップを図っていく方針を明らかにした。7日付同紙が伝えた。

 審査のスピードアップにより、審査未了案件の数を現在の14万600件から2015年には7万5,900件まで削減し、平均審査期間も現在の36.8カ月から22カ月に短縮する方針だ。智慧財産局は、特許認可件数の増加で、15年には27億600万元の税収増が見込めると試算している。

 王局長は「特許審査の滞りを速やかに解決しなければ、産業の刷新や経済発展にマイナス影響が及ぶ」と指摘した。智慧財産局は来年から局内で特許助理審査官を39人増員するほか、5年契約で170人の審査担当者を雇用する。また、兵役に代わる代替役の職員や外部審査委員など100人を新たに採用する計画だ。