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日本の電子書籍業界団体、台湾に訪問団


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年7月7日_記事番号:T00023832

日本の電子書籍業界団体、台湾に訪問団

 
 日本の電子書籍業界団体、日本電子書籍出版社協会(電書協、EBPAJ)の訪問団が5、6の両日、台湾を訪問し、コンテンツ供給業者や関連機器メーカーなどと提携機会を模索した。7日付工商時報が伝えた。
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馬英九総統(右)と握手を交わす講談社の野間省伸副社長(左)(6日=中央社)
 
 電書協は電子出版事業の発展を目指す業界団体として今年2月に発足し、会員企業は34社。今回の訪問団には、講談社の野間省伸副社長をはじめ、小学館、中央公論新社、文藝春秋などの幹部が参加し、佳世達科技(Qisda)、和碩聯合科技(ペガトロン)、友達光電(AUO)などを視察した。

 資訊工業策進会(資策会)産業支援処は、日台間の協力方向として、電子ブックリーダーなどを生産する関連メーカー、コンテンツ供給業者との提携の可能性を挙げた。

 小学館は6月に高雄軟体科技園区(高雄ソフトウエア・テクノロジー・パーク)に子会社を設立し、デジタル教育、電子ブックソフトウエアなどの分野に参入した。資策会は日本の出版業界からの追加投資に期待を寄せている。