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台玻の中台投資、今後3年で100億元に


ニュース その他製造 作成日:2010年7月7日_記事番号:T00023834

台玻の中台投資、今後3年で100億元に

 
 ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)の林伯実総経理は6日、今後3年で、LOW-Eガラス(エコガラス)、太陽電池用ガラス、自動車用ガラスなどの事業に100億台湾元(約272億円)を投じ、中台でさらなる展開拡大に取り組む方針を示した。市場予測によると、中台合わせた同社の今年度売上高は、前年比30%増となり400億元を突破するとみらる。7日付工商時報が伝えた。

 台玻のエコガラス年産能力は現在、中台の生産ライン4本で780万平方メートルだが、今年から25億元を投じ9本を拡充、来年第3期までには3,700万平方メートルに達する見込みだ。

 さらに、太陽電池向けガラスでは彰浜工業区(彰化県)工場で最先端の透明導電膜(TCO)コーティング技術を導入、11年の量産開始で年間250万平方メートルを生産する。投資総額は10億元。

 また、中国自動車市場の急成長に対応するため、トラクター製造の江蘇悦達集団などと合弁で、自動車向けガラスメーカー、台玻悦達汽車玻璃を設立した。年産20万台分の工場は6月末に着工、12年第1四半期に操業を開始する。