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国光石化プラントの年内着工、呉行政院長が期待感


ニュース 石油・化学 作成日:2010年7月7日_記事番号:T00023839

国光石化プラントの年内着工、呉行政院長が期待感

 
 呉敦義行政院長は6日、国光石化科技(KPTC)の大型石油化学プラント(彰化県大城郷)をめぐる環境影響評価が難航している問題について、「環境影響評価の通過を前提として、国光石化は発展させなければならない。さまざまな障害は順調に取り除かれていると思う」と指摘。年内着工を望む株主らの声に関しては「わたしも同感だ」と述べた。7日付工商時報が伝えた。

 国光石化をめぐっては、濁水渓河口の生態系とイルカの生息地保護を主張する環境団体が、プラント予定地内の湿地を買収するため、市民3万人の募金を集め、7日にも内政部に土地取得申請を提出する構えを示している。

 これについて、呉行政院長は「地元では大多数が国光石化のプラント計画に賛成しており、反対は少数だ。イルカはかわいらしいが、イルカを保護するからといって、国家計画に反することはできない」と強調した。