ニュース 電子 作成日:2010年7月7日_記事番号:T00023845
ノートパソコン用プリント基板(PCB)メーカー業界ではここ2~3年、ノートPCメーカーがコスト抑制のため海運での出荷に切り替えを進めているためにハイシーズン到来が早まり、第3四半期に従来のような顕著な出荷の伸びが見られなくなっている。同業世界最大手、瀚宇博徳(ハンスターボード)によると、ノートPC用PCBの売上高および出荷ピークは、従来の10月から今や9月に早まっているという。7日付電子時報が報じた。
ハンスターボードは現在既にフル稼働状態となっており、さらに新たな生産ラインは今期半ばにようやく効果が表れる見込みであることから、第3四半期の出荷枚数は前期比5~10%増と、例年の20%増に届かないと予測している。
なお同社の6月連結売上高は、前月比5.9%増の19億5,300万台湾元(約53億円)、第2四半期は前期比6.7%増の56億2,800万元だった。同社は6月のノートPC用PCB出荷枚数は800万枚、低価格ノートPC(ネットブック)用は60万枚で、第2四半期のノートPC用は前期比9%増の2,290万枚だったと見込んでいる。
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