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民航局長を更迭、桃園空港の相次ぐトラブルで


ニュース 運輸 作成日:2010年7月8日_記事番号:T00023859

民航局長を更迭、桃園空港の相次ぐトラブルで

 
 呉敦義行政院長は7日、交通部民用航空局(民航局)の李龍文局長が辞任し、後任に尹承蓬・交通部航政司長が就任すると発言した。毛治国交通部長は「健康問題が理由」と強調したが、このところ桃園国際空港で、搭乗橋(ボーディング・ブリッジ)が折れて落下する事故が起きたり、中央管制センターに女性を連れ込んで飲酒していたというスキャンダルが明らかになるなど、トラブルが相次いだことで責任を問われ更迭されたもようだ。8日付聯合報などが報じた。
 
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後任の民航局長に決まった尹承蓬氏(7日=中央社)
 
 ほかにも桃園空港では、昨年から、▽空港内で販売する牛肉麺(めん)の価格が高過ぎる▽手荷物カートが使いにくい▽漏水──など多くの苦情が上がっており、葉匡時交通部政務次長は「指導力に問題があることは明らか」と語った。

 このほか桃園空港の蕭登科主任も更迭が決まっており、後任の魏勝之・台北国際空港(松山空港)主任が就任するまでは、交通部の2人の次長を交代で桃園空港に派遣して監督するという異例の体制を敷く。