ニュース 医薬 作成日:2010年7月8日_記事番号:T00023866
美時化学製薬(ロータス・ファーマシューティカル)は第1四半期、全民健康保険の薬価引き下げにより1,094万台湾元(約3,011万円)の赤字を計上したものの、第2四半期は新製品の発売などで好調に転じ、上半期全体では売上高と利益ともまずまずの業績となったと表明した。証券会社は同社の第2四半期売上高について、前期比12%増の1億5,000万元程度とみている。8日付経済日報が伝えた。
美時化学は第1四半期に発売した健康保険適用の薬品3項目の粗利益率が80%以上となっている。同期に10%だった同3薬品の売上比率も第2四半期以降上昇し、業績成長に貢献した。
またてんかん用薬および痛み止め用湿布薬2項目で8月にも米食品医薬品局(FDA)の認証を正式に受ける見込みで、第4四半期からの発売を予定、同社にとって初の米市場進出となる。このうち痛み止め用湿布薬は同薬品の後発医薬品第1号で、価格は開発メーカーの7割程度のため、同社は好調な売れ行きが期待できるとしている。
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