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英華達、中国で売り上げ倍増目指す


ニュース 電子 作成日:2010年7月8日_記事番号:T00023875

英華達、中国で売り上げ倍増目指す

 
 英業達(インベンテック)系列で携帯電話など通信機器を生産する英華達(インベンテック・アプライアンシズ)は今年、傘下の携帯電話ブランド「英華通(OKWAP)」による中国での携帯電話販売台数を、昨年の300万台からさらに伸ばし、売上高倍増を目指す方針だ。今後はCDMA規格製品を主力とし、マルチモードやマルチカードなどに対応した機種やソフトウエア、サービスなどを強化し、中国でのブランド価値の向上に努める方針だ。8日付経済日報が伝えた。

 同社は8日から4日間の日程で、山東省青島市で開催されるコンシューマー向け電子製品の見本市、中国国際消費性電子博覧会(SINOCES)に出展、使いやすいインターフェースやデザインなどをアピールし、ハローキティをデザインに取り入れた中国独自の第3世代(3G)移動通信規格「TD-SCDMA」対応機種、「T610」「T910」などを展示する。

 なお、同社の6月売上高は未発表だが、1~5月までの累計で前年同期比36.43%増の180億4,400万台湾元(約493億円)となっている。同社は例年、第3四半期に売上高のピークを迎えるため、今期は前期比1割以上の増収となると証券会社はみている。