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政府と中華電信、クラウドに640億元投資へ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年7月8日_記事番号:T00023878

政府と中華電信、クラウドに640億元投資へ【表】

 
 クラウド・コンピューティングの業界団体、台湾雲端運算産業聯盟の呂学錦会長(中華電信董事長)は7日、政府と中華電信が今後5年間でクラウド環境整備に640億台湾元(約1,750億円)を投資するとの見通しを明らかにした。8日付経済日報が伝えた。
 
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 政府は今後5年で240億元をクラウド産業に投じる。また、中華電信も同じ期間に400億元を投じ、台湾最大のクラウド・データセンターの構築を目指す方針だ。

 中華電信は7月末にも桃園県中レキ市(レキは土へんに歴)の自社研究所にクラウドテストセンターの設置を完了する。サーバーは127台で、9月には拡張を予定している。

 ノートパソコン受託製造の英業達(インベンテック)も9月をめどにサーバー100台規模のクラウドテストセンターを設置する。投資額は約20億元で、聯盟に加盟するアプリケーションソフト業者を対象に検証サービスを提供する。

 雲端運算産業聯盟は同日、第1回会員大会を開き、呂会長のほか、インベンテックの李詩欽董事長ら加盟企業80社の代表や政府関係者ら100人余りが出席した。