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台湾の10年成長率、IMFが7.7%に上方修正


ニュース その他分野 作成日:2010年7月9日_記事番号:T00023888

台湾の10年成長率、IMFが7.7%に上方修正

 
 国際通貨基金(IMF)は8日、最新の世界経済見通しを発表、台湾の域内総生産(GDP)成長率予測値を前回発表時(4月21日)の6.5%から1.2ポイント上方修正して7.7%とした。また、来年の成長率予測値を4.8%から0.5ポイント下方修正し、4.3%とした。9日付経済日報が報じた。

 行政院経済建設委員会(経建会)の劉憶如主任委員はこれについて「IMFは域内消費と投資の成長を好感している」と語った。ただ、ユーロ圏の信用不安が台湾の輸出産業に悪影響を与え始めていると警告した。

 IMFはアジア全体の成長率についても前回の7%から7.5%に引き上げた。また台湾を含めた韓国、香港、シンガポールの4カ国・地域平均の10年成長率は6.7%、来年成長率は4.7%と予測している。