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中国の台湾製品調達、今年は200億ドル規模へ


ニュース その他分野 作成日:2010年7月9日_記事番号:T00023889

中国の台湾製品調達、今年は200億ドル規模へ

 
 中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)の王志剛董事長は8日、中台による海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の調印を前後して、中国側から調達代表団の訪台が相次いでおり、中国による台湾製品の調達規模が今年は200億米ドルに達するとの見方を示した。9日付工商時報が伝えた。

 王董事長は訪問先の中国・天津市で記者団に対し、「中国側が約束した調達規模通りならば、中国側による調達金額は200億米ドル」に達すると語った。

 今月12日からは中国の液晶テレビ業界団体、中国電子視像行業協会(CVIA)の白為民秘書長が訪台する。中国側は今年初め、台湾から53億米ドル規模の液晶パネル調達を行う意向を表明しており、今回の訪台で正式な契約が結ばれると期待されている。

 一方、外貿協会は8日、天津市で「第3回津台投資合作商談会」などを開き、台湾企業800社が出展した。中国側による調達金額は7億米ドルが見込まれる。