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遠伝電信、電子ブックサービス開始


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年7月9日_記事番号:T00023897

遠伝電信、電子ブックサービス開始

 
 遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)は8日、電子ブックコンテンツ提供サイト「e書城」を正式オープンした。同サービスはユーザーが契約する通信キャリアを問わず利用できるオープンプラットフォームの方式を取る。当初はアップルのiPhone、グーグルのアンドロイドOS(基本ソフト)を搭載したスマートフォン、一般のパソコン向けとするが、将来的にはタブレット型PC向けにもサービスを展開する予定だ。1年以内に会員10万人、200万ダウンロードを目指す。9日付経済日報が伝えた。
 
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遠伝の電子ブックコンテンツ提供サイト「e書城」
 
 「e書城」は出版業者40~50社と提携し、5,000冊分のコンテンツを提供。年末までに1万冊分に拡充する方針だ。将来的に電子端末一般向けにサービスを統合し、世界の中国語市場を視野に展開していく。

 経済部工業局の周能伝副局長によると、遠伝は電子ブック事業で政府のモバイル技術推進政策「行動台湾応用推動計画」の補助を受け、既に3億台湾元(約8億円)を投じているが、今後70億元の関連投資が見込まれる。

 なお同社は第3四半期内の「iPad」発売を目指し、アップルと交渉を進めている。また宏碁(エイサー)や中国の通信機器大手、華為技術のタブレットPCについても導入に向けたテストを行っている。