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淡水の住宅供給量、金融危機前を回復へ


ニュース 建設 作成日:2010年7月9日_記事番号:T00023899

淡水の住宅供給量、金融危機前を回復へ


 夏の到来とともに晴天が続く中、景観の良いエリアのマンション物件の購買意欲が高まっており、特に台北県の淡水鎮と八里鎮に人気が集まっている。不動産専門誌「住展雑誌」の統計によると、淡水エリアの今年の住宅供給量は300億台湾元(約824億円)を上回り、金融危機発生前の水準を回復する見通しだ。9日付経済日報が報じた。

 「住展雑誌」の倪子仁研発長によると、このところ不動産市場は、中央銀行の政策金利引き上げや与信引き締め政策により圧力がかかっているが、淡水や八里など景観地の物件には依然多くの見学者が訪れ、成約件数もまずまずだという。

 淡水エリアの代表的な高級マンション物件「ellipse 360」(淡水鎮小坪頂路)は、供給総額が90億元、総戸数37戸で、価格は同エリア過去最高となっているが、既に15戸が成約済みだという。