ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

東陽実業と開億、上半期売上高が過去最高に


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年7月9日_記事番号:T00023902

東陽実業と開億、上半期売上高が過去最高に

    
 自動車部品最大手の東陽集団傘下、東洋実業と台湾開億工業の上半期売上高は、前年同期比17%増の46億3,800万台湾元(約127億円)、同8%増の30億1,000万元と共に過去最高となった。OEM(相手先ブランドによる生産)とアフターマーケット(AM)市場の需要好調が要因だ。9日付工商時報が伝えた。

 2社の6月売上高は、東陽実業が前年同月比10%増の7億4,500万元、開億が同12%増の4億6,300万元だった。

 東陽集団は中国事業も好調だ。中国市場での6月売上高は、前年同月比3割増の12億1,300万元、上半期は前年同期比69%増の69億6,500万元の大幅成長で、共に過去最高を記録した。中国市場は直近3カ月連続で自動車販売台数が減少したものの、同社が提携している中国大手自動車メーカーの一汽大衆汽車、長安汽車、東南汽車工業は販売が好調だった。

 なお、このほかの自動車部品メーカー、江申工業、大億交通工業製造、耿鼎企業(ゴードン・オート・ボディー・パーツ)、堤維西交通工業(TYCブラザー・インダストリアル)の6月および上半期の売上高も軒並み増収となった。