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Garmin−ASUS、米国で売れ行き不調


ニュース 電子 作成日:2010年7月9日_記事番号:T00023904

Garmin−ASUS、米国で売れ行き不調

 
 華碩電脳(ASUS)と全地球測位システム(GPS)世界最大手、ガーミン(台湾国際航電)のスマートフォン共同ブランド「Garmin-ASUS」が米国市場で2機種目として投入した、グーグル・アンドロイドOS(基本ソフト)搭載の「GARMINfone」が不調だ。発売後1カ月余りたつが2万台しか売れておらず、ドイツでの発売も延期している。ただそれでもASUSは、今年の携帯電話出荷台数100万台の目標は達成できると自信を見せている。9日付工商時報が報じた。

 米通信キャリアのT-モバイルUSAが独占販売する同機種には、アンドロイドOSのバージョン1.6が搭載されているが、同OSは最新バージョンが2.2まで進んでおり、2世代遅れていることになる。しかしT-モバイルや販売業者は、「『GARMINfone』のGPS機能は米国市場で最も完成度が高く、操作しやすい」との認識だ。

 また同機種はもともと「A50」の名称を使っていたが、米国でのガーミンの知名度を考慮して「GARMINfone」に変更した。しかし、その効果は今のところ薄いようだ。