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中華電信、iPadを医療画像伝送に応用


ニュース 電子 作成日:2010年7月9日_記事番号:T00023908

中華電信、iPadを医療画像伝送に応用

 
 中華電信は8日、中南部を拠点とする病院経営会社の秀伝医療体系と共同で、米アップルのタブレット型パソコン「iPad」を高解析度の医療画像の伝送に利用するクラウド・コンピューティング・システムを構築すると発表した。9日付経済日報が伝えた。

 秀伝医療体系は、iPadで医療画像をリアルタイムに伝送し、専門医が正確な診断を行うシステムを構築する。中華電信はまた、病院と医師の効率的な意思疎通を図るメッセージングツールを開発し、秀伝医療体系に提供する。

 中華電信の呂学錦董事長は、「現在iPadの台湾での発売を目指しており、同時にさまざまなクラウド・コンピューティングやiPadの応用法の開発を積極的に進めている。将来的には病歴に関するクラウド構築を目指したい」と述べた。

 秀伝医療体系の黄明和総裁は、「中華電信との提携で、内部の病歴・医療管理ソフトを3週間以内にモバイル化し、クラウド上の運用を開始する。各医師にiPadとiPhoneを配布したい。調達規模は500台になる」と語った。