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奇美電など液晶パネル3社、6月は3〜10%減収【表】


ニュース 電子 作成日:2010年7月9日_記事番号:T00023910

奇美電など液晶パネル3社、6月は3〜10%減収【表】

   
 奇美電子(チーメイ・イノルックス)、中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター)の液晶パネル3社が8日発表した6月売上高は、軒並み前月比3~10%の減収となった。奇美電の段行建執行長(CEO)は、直後の7月が本来IT(情報技術)業界のハイシーズンではないこと、およびドライバICや導光板など川上の部品不足の影響を減収要因として挙げた。9日付経済日報が報じた。
 
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 奇美電の6月連結売上高は454億台湾元(約1,250億円)で、業界首位を維持したものの前月比8.5%の減収となった。中華映管は同3%減の79億5,600万元。最も減収幅の大きかったハンスターは、同10.15%減の53億9,800万元だった。

 段・奇美電執行長は今後の展望について、7月は6月と同様の状況が続くものの、ハイシーズンを迎える8月からの好転に期待したいと語った。

 なお各社の6月のパネル出荷枚数は、▽奇美電/大型1,080万枚(前月比7.7%減)、中小型3,630万枚(0.1%減)▽中華映管/大型236万枚(2.5%増)、中小型2,851万4,000枚(3%減)▽ハンスター/大型71万1,000枚(12.2%減)、中小型1,770万3,000枚(7.1%減)──となった。