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台北圏の連携開発構想、与党候補が政見


ニュース 建設 作成日:2010年7月12日_記事番号:T00023927

台北圏の連携開発構想、与党候補が政見

 

 今年11月の台北市長選、新北市長選に与党陣営から出馬する郝龍斌台北市長と朱立倫・前行政院副院長は9日、台北県の直轄市昇格で新北市が発足するのを機に、台北圏の自治体が連携して都市開発を図っていく「大台北黄金双子城(ツイン都市)」構想を政見として掲げた。10日付経済日報が伝えた。
 
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「大台北黄金双子城」を発表する郝龍斌氏(左)朱立倫氏(右)。同構想に従って淡水河流域の開発が進めば、台北市の地価下落への貢献も期待される(9日=中央社)
 
 両候補は淡水河流域を中心とする都市再開発計画「淡水河マンハッタン計画」を明らかにした。容積率を通常の2倍まで緩和し、503ヘクタールの再開発を進め、低価格住宅31万戸を供給する内容だ。

 両候補は当選後に行政院を交えた「大台北双子城発展決策委員会」を設置し、淡水河マンハッタン計画のほか、▽鉄道整備による一時間生活圏の構築▽北台湾科学技術産業コリドーの整備▽淡水河流域管理局の設置▽環境保護低炭素省エネ都市の建設▽教育の電子化──などを進めるとした。