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台虹の太陽電池バックシート、9月から生産能力倍増へ【図】


ニュース その他製造 作成日:2010年7月12日_記事番号:T00023928

台虹の太陽電池バックシート、9月から生産能力倍増へ【図】

 
 フレキシブル基板(FPC)材料域内最大手の台虹科技(タイフレックス・サイエンティフィック)は、太陽電池モジュール用バックシートの新たな生産ライン(月産40万平方メートル)が中国で8月に完成、9月から量産を開始する予定だ。同製品の生産能力は、現在の月産40万平方メートルを合わせ倍増し、1平方メートル当たり330~350台湾元とすると、単月で1億3,000万元(約3億6,000万円)の増収が見込まれる。12日付蘋果日報が伝えた。
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 台虹の太陽電池モジュール用バックシートは、第1四半期の売上高比重が32%(4億2,000万元)だったが、証券会社は、第2四半期に40%(6億7,000万元)まで拡大したとみており、通年の同製品売上高は25億7,000万元と予測している。

 台虹の太陽電池モジュール用バックシートは現在、米デュポンによる原料供給不足が原因で供給がひっ迫している。このため台虹はその他の原料メーカーと交渉を進めており、第3四半期中には需要を満たせるとしている。

 同社の6月連結売上高は、前月比7.9%減の5億4,100万元、第2四半期通期では前期比29.3%増の16億9,000万元だった。