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上半期の機械輸出額、前年比48%増


ニュース 機械 作成日:2010年7月12日_記事番号:T00023934

上半期の機械輸出額、前年比48%増

 
 機械業界団体の台湾区機器工業同業公会(TAMI)によると、今年上半期の機械設備の輸出額は75億7,000万米ドルで、前年同期比48%増となった。機械業界各社は第3四半期は既に受注満杯となって第4四半期の受注を受け付けている状況で、TAMIでは今年通年の輸出額は2008年の166億米ドルを上回って過去最高になると予想している。10日付工商時報が報じた。

 今年の受注はアジア各国、インド、ブラジルなどからが好調で、米国や欧州の貢献度が低いのが特徴だ。ただ、欧州市場も調整が進み、貿易商社による在庫補充意欲が高まっているという。

 業界大手では、富強鑫精密工業(FCS)が「現段階で受注が弱まる兆候は見られない」としており、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)は、「第4四半期にやや受注の弱まりが起きる可能性があるものの、来年に再び回復軌道を取り戻す」と予測している。