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エイサーとASUS、6月はそろって減収


ニュース 電子 作成日:2010年7月12日_記事番号:T00023935

エイサーとASUS、6月はそろって減収

 
 宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)が9日発表した6月の非連結売上高は、エイサーが前月比12.02%減の444億1,800万台湾元(約1,227億円)、ASUSが同5.53%減の206億2,800万元と、ともに減収となった。証券会社は欧州信用不安の影響を懸念しているが、両社は今後発表する第2四半期の連結売上高を判断基準とすると強調している。10日付経済日報などが伝えた。

 エイサーの第2四半期の非連結売上高は前期比5.6%減の1,319億2,600万元、上半期は前年同期比33.5%増の2,717億7,000万元だった。

 同社の6月の減収要因について証券会社は、川下の販売各社がノートパソコンの末端価格上昇を予測したことから受注が減少したためと分析している。

 一方ASUSは、6月と第2四半期の連結売上高について、前月比10%増の230億~240億元、前期比7~9%減の720億~740億元との見通しを示している。

 同社は6月の減収理由について、海外の販売会社が7~8月の新製品販売に備えて在庫消化を進めた影響で出荷台数が減少したためと指摘した。