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TPV、フィリップスTV事業買収を計画か


ニュース 家電 作成日:2010年7月13日_記事番号:T00023959

TPV、フィリップスTV事業買収を計画か

 
 13日付電子時報が中国メディアの報道を基に伝えたところによると、液晶モニター受託生産世界最大手で、中国に拠点を置く台湾系の冠捷科技(TPVテクノロジー)が、フィリップスから液晶モニター事業に続き、テレビ事業の買収を計画しているとの観測が出ている。

 事情に詳しい人物によると、TPVとフィリップスは、テレビ事業の譲渡について既に契約の草案を交わしており、その中にはテレビブランド使用権、関連する知的財産権、従業員、顧客、在庫などの項目が含まれているという。現在、株式売却や内部統合の問題で最後の詰めが行われており、欧州委員会(EC)の審査を経て間もなく正式発表され、年末にもフィリップスのテレビブランドがTPV傘下に入る見込みだ。TPVは自社ブランド「AOC」でこれを運営する方針とされる。

 フィリップスブランドは、今年1~5月の中国テレビ市場でのシェアは2.58%、ランキングは11位で、知名度は一定水準に達している。