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裕隆酷比の「M’car」、予想上回る人気


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年7月13日_記事番号:T00023960

裕隆酷比の「M’car」、予想上回る人気

 
 裕隆汽車集団傘下、裕隆酷比汽車が展開する自社ブランド「tobe」の第1号モデルで、中国の吉利汽車(浙江省)との技術提携により開発した低価格車「M’car」は、4月末の発売以来、受注が既に2,000台分に達している。同社の当初の月間販売予測台数は300台だが、受注が予想を上回る好調で初年度の販売目標2,400~3,000台は達成が見込めそうだ。13日付経済日報が伝えた。
 
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水鑽版M’car。計器盤など内装にスワロフスキーの水晶1600個が散りばめられている(裕隆酷比汽車提供)
 
 同社によると、「M’car」は中国車をベースにしているが、騒音や動力設備、パーツなどに大幅な改良を施している。12日には、オーストリアのクリスタルガラスのブランド「スワロフスキー」との提携による、水鑽版(クリスタルバージョン)を限定100台で発売、より女性客層にアピールしたい方針だ。

 裕隆汽車集団は、「M’car」
のほか、「LUXGEN(納智捷)」、裕隆日産汽車なども売れ行き好調で、各車の生産ラインを抱える三義工場(苗栗県)はフル稼働となっており、夏季休暇に入る8月8日までは日々残業体制で対応するとしている。