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鴻海、ノートPC大量受注へ=ゴールドマン予測


ニュース 電子 作成日:2010年7月13日_記事番号:T00023967

鴻海、ノートPC大量受注へ=ゴールドマン予測

 
 米証券大手ゴールドマン・サックスの金文衡アナリスト(アジア科学技術産業研究部)は12日、鴻海精密工業が2011年上半期にヒューレット・パッカード(HP)とデルからのノートパソコン受注により、業界で最も恩恵を受けるとの予測を示した。13日付工商時報が伝えた。

 金アナリストは、鴻海のノートPC出荷は7月に小幅ながら回復に転じ、8月から本格的に増加すると予測した。特にHP向けの出荷台数は、6月の50万台から9月には80万~90万台への拡大が見込まれるという。

 11年に関しては、HPから一般消費者向けおよびビジネス向けのノートPC、低価格ノートPC(ネットブック)受注が伸びるほか、デルからは企業向けローエンド機種、一般消費者向けのハイエンド機種の受注が見込まれるとした。一方、生産能力の関係で、ソニーや華碩電脳(ASUS)からの受注は減る見通しだ。この結果、ノートPCの年間出荷台数は1,700万~1,900万台と予想される。

 金アナリストはまた、鴻海による米アップル向けの11年の出荷台数を「iPhone」が4,200万台、「iPad」が1,000万台と予測した。