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中国液晶テレビ業界トップ、台湾からの調達目標達成を確約


ニュース 電子 作成日:2010年7月13日_記事番号:T00023968

中国液晶テレビ業界トップ、台湾からの調達目標達成を確約

 
 中国の液晶テレビ業界団体、中国電子視像行業協会(CVIA)の白為民秘書長が12日訪台し、53億米ドル規模の液晶パネルや発光ダイオード(LED)を台湾から調達するとした今年の当初目標の達成に「問題ない」と強調した。13日付経済日報が伝えた。
 
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台湾に到着した白秘書長。台湾業界からは「パネル調達の女王」のあだ名をもらっている(12日=中央社)
 
 友達光電(AUO)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、中華映管(CPT)など台湾の液晶パネルメーカーは今年1月、中国側から53億米ドル規模の発注を受ける意向書に調印していた。しかし、今年上半期に中国の液晶テレビ販売が低迷し、在庫が増加していることから、台湾側への発注が当初目標を下回るのではないかとの懸念が浮上していた。白秘書長の発言は、台湾の液晶パネル業界のこうした懸念を払しょくするものだ。

 白秘書長は「中国の今年の液晶テレビ出荷量は、内需と輸出の合計で6,000万台を超え、LEDバックライトの製品が30%以上を占める。中国の液晶テレビ需要は依然堅調だ」と述べた。

 白秘書長は13日に台北で「海峡両岸平面顕示器産業論壇」(海峡両岸フラットディスプレイ産業フォーラム)に出席し、今年の台湾からの調達見通しや協力方向について、詳細を明らかにする。