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大手2社のLEDテレビパネル、Q4は単月出荷100万枚規模へ


ニュース 電子 作成日:2010年7月13日_記事番号:T00023969

大手2社のLEDテレビパネル、Q4は単月出荷100万枚規模へ

 
 液晶パネル大手、友達光電(AUO)の発光ダイオード(LED)バックライト搭載テレビ用製品は現在、単月の出荷枚数が約40万枚で、奇美電子(チーメイ・イノルックス)をリードしている。しかし、今年はLEDテレビの世界市場規模が3,000万~4,000万台に拡大すると予測される中、同2社の出荷枚数は今後急伸し、第4四半期にはともに単月100万枚を突破すると見込まれる。13日付電子時報が報じた。
 
 奇美電より一歩早く、第2四半期にLEDテレビパネルの出荷枚数を急速に伸ばしたAUOは、同期の平均販売単価(ASP)、売上高ともに前期に比べ上昇し、好業績を記録した。LEDテレビパネルの単月出荷枚数は第3四半期に80万枚、第4四半期に120万枚まで増える可能性がある。
 
 一方、奇美電は現在、同製品の単月出荷枚数が10万枚以下にとどまっているが、第3四半期は30万~40万枚、第4四半期は100万枚と急増する見通しだ。

 現在LEDテレビ需要の急激な高まりを受けLEDの供給不足が起きているが、来年にはこれが解消し、末端価格の下落も進むことから、2012年にはLEDテレビがCCFL製品に取って代わると予想される。