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DRAM5社の設備投資額、今年1千億元に


ニュース 電子 作成日:2010年7月13日_記事番号:T00023970

DRAM5社の設備投資額、今年1千億元に


 DRAM業界大手5社の今年の設備投資額は合計1,001億台湾元(約2,760億円)に達する見通しだ。各社いずれも先端製造プロセスへの移行に充てる計画で、新工場建設の予定はない。13日工商時報が伝えた。

 力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は先週、今年の設備投資額を120億元とすると発表。このうち33%を45ナノメートル製造プロセスの導入に充てる。

 南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は、42ナノプロセス導入の前倒しのため、今年の設備投資額を来年度分の一部を前もって使う形で上方修正する可能性がある。現段階の今年の設備投資額は南亜科が220億元、イノテラが520億元。

 華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は今年第1四半期に設備投資額の上方修正を行ったが、NOR型フラッシュメモリーの需要が予想を上回ったため、第2四半期に当初計画から24.6%増の81億元までの再引き上げを行った。

 茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)の今年の設備投資額は、2度の上方修正を経て50億~60億元とみられる。