ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

大型テニス施設、台北市が内湖に設置へ


ニュース 社会 作成日:2010年7月14日_記事番号:T00023975

大型テニス施設、台北市が内湖に設置へ

 
 テニスのウィンブルドン選手権で盧彦勲が台湾選手として初めてベスト8入りを果たしたことをきっかけに、台北市のテニス環境の悪さに不満の声が高まっていることを受け、郝龍斌台北市長は13日、内湖宝湖小中学校の予定地512ヘクタールに35億台湾元(約97億円)をかけ、1万人の観客席を備えたメインコートのほか、17面の屋外コートを備えた大型テニスセンターを設置すると発表した。2014年に完成予定。14日付中国時報が伝えた。

 台北市出身の盧彦勲は台湾のテニス環境の悪さもあって、ここ数年はドイツのフランクフルトを練習の拠点としており、前中央研究院院長の李遠哲氏も先ごろ、「台北市にテニスセンターが1カ所もないのは、残念で恥ずべきことだ」と表明していた。

 こうした事情を受け、台北市は早期の施設設置を目指し、既に取得済みの学校建設予定地を充てることとした。同市はテニスセンター建設に対し、年内に450万元の予算を計上し、企画・検討を行う。国際試合の開催にも利用したい方針で、郝市長の発表を聞いた盧彦勲は、「将来このコートで台湾人の観客を前に試合したい」と歓迎した。