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中国産工業用漂白剤、反ダンピング関税を課徴


ニュース その他分野 作成日:2010年7月14日_記事番号:T00023977

中国産工業用漂白剤、反ダンピング関税を課徴

 
 財政部関税税率委員会は13日、中国産の工業用漂白剤「ロンガリット」に対し、暫定反ダンピング関税を今週中にも適用する方針を固めた。税率は15.15~28.91%で、従来の関税分を合わせると、18.55~32.31%となる。14日付工商時報が伝えた。

 中国産ロンガリットは、年間1,600トンが台湾に輸入されており、中国産のシェアは50~60%。

 財政部は「経済部の調査で、中国企業が輸出するロンガリットにダンピングの事実が認定された」と理由を説明した。企業別の反ダンピング関税率は、無錫市東泰精細化工が15.15%、その他各社が28.91%となっている。

 同委はまた、ポリマーの合成などに使われる中国産の工業用過酸化ベンゾイル(BPO)に反ダンピング関税を適用することを最終決定した。税率は9.73~ 64.7%。食品用、薬品用は適用対象から除外される。