ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

桃園空港が問題改善に本腰、「3年で世界トップ10」目指す


ニュース 運輸 作成日:2010年7月14日_記事番号:T00023980

桃園空港が問題改善に本腰、「3年で世界トップ10」目指す

 
 最近事故やスキャンダルが相次ぎ、施設やサービス面でも多くの不満が聞かれる桃園国際空港は13日、問題点の改善を目指すプロジェクトチームの初回会合を開催した。会合では改善を進め、3年以内に国際空港評議会(ACI)の空港ランキングで現在の27位から、上位10位内を目指すことが確認された。14日付自由時報が伝えた。
 
T000239801

桃園空港改善チーム召集人の張有恒・元民用航空局長(中)は「改善には劇薬が必要だ」と語った(13日=中央社)
 
 プロジェクトチームは、問題点を▽飲食施設▽地上交通アクセス▽案内標示▽周辺環境▽行列の待ち時間▽駐車設備――の6大項目に分け、改善を行っていく考えだ。8月には出境および乗り継ぎ旅客600人を対象に、ACI空港ランキングの評価項目に基づいてアンケートを実施する。ACIランキングで2004年以降、1位を続けている韓国の仁川(インチョン)空港を手本にするとしている。

 なお、第1ターミナルの改善工事については、工期を短縮するため今年8月から7~8カ月間、同ターミナルの出入境駐車場を閉鎖する。また出入境旅客の動線変更も行われるため空港関係者は、「第1ターミナルを利用する旅客は、早めの到着を心掛けてほしい」と呼び掛けている。