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西門町の大型商業ビル、香港APLが30億元で買収【表】


ニュース 建設 作成日:2010年7月14日_記事番号:T00023986

西門町の大型商業ビル、香港APLが30億元で買収【表】

 
 香港の不動産投資会社、亜太置地投資(アジア・パシフィック・ランド、略称APL)はこのほど、欣陸投資控股の子会社、万国百貨が保有する台北市西門町漢中街の商業ビル「新万国広場商業大楼」を30億5,000万台湾元(約85億円)で買収した。今年に入り初めての外資による大型商用不動産買収だ。14日付工商時報が伝えた。
 
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 欣陸控股によると、同物件は敷地面積386.3坪、ビルの総床面積4,429.79坪で、同社の売却益は2,200万元。

 APL台湾支社の詹偉立行政総裁は、日本や中国、香港での投資経験を生かし、将来、西門町の中心的存在となるよう同ビルの運営を行うと抱負を述べた。

 詹総裁はまた、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結後の台湾不動産市場を好感し、年内に台湾の不動産を対象とする30億~50億元規模のファンドを設立して開発・運営・管理に投資していく方針を示した。