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中電熊猫、後工程でパネル大手に協力要請【表】


ニュース 電子 作成日:2010年7月14日_記事番号:T00023998

中電熊猫、後工程でパネル大手に協力要請【表】

 
 中国テレビ大手、熊猫電子集団(パンダ・エレクトロニクス)傘下の中電熊猫電子製造は13日、年内に年産300万~500万台規模の液晶パネル後工程モジュール(LCM)の工場を設置する予定で、台湾の液晶パネルメーカーに事業参加を呼び掛けていることを明らかにした。14日付経済日報が伝えた。
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 中電熊猫電子製造の胡回春総経理は13日、台北で開かれた「海峡両岸平面顕示器論壇」に出席し、「台湾のパネルメーカーと、液晶パネルの調達だけでなく、LCM供給、液晶パネルバックライトの各分野でも協力していきたい」と述べた。業界では提携先として、既に長虹、海爾(ハイアール)、TCLなどと協力関係にある友達光電(AUO)が有力視されている。

 台湾の液晶パネルメーカーと中国のテレビメーカーのLCM分野における提携は、中国側にとってはコスト削減や液晶パネル業界の垂直統合促進というメリットがある。また、台湾側にとっても、安定した受注確保につながる。