ニュース その他分野 作成日:2010年7月15日_記事番号:T00024011
施顔祥経済部長は14日、企業家による社会貢献を目指す企業団体、「ECFA(海峡両岸経済協力枠組み協議)時代のビジネスチャンスと挑戦」と題したシンポジウムで講演を行い、「ECFAが調印された今、台湾は産業の転換期を迎えており、ECFA発効後8年で、台湾に数十件の世界的ブランドが誕生する」との見通しを示した。その上で、パソコンブランドの宏碁(エイサー)および華碩電脳(ASUS)、自転車の巨大機械工業(ジャイアント)、製靴世界最大手の宝成国際集団、EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手の鴻海科技集団(フォックスコン)などがその先駆けとなると語った。15日付中国時報が報じた。
また経済部関係者も、「台湾の産業が受託生産からブランドへと発展する最適の時機」と語り、企業の規模にかかわらず支援していく考えを示した。なお支援対象となる中小企業のブランドとして、コーヒーチェーンの85度Cを挙げた。
このほか施経済部長は、海外に進出している台湾企業のUターン投資にも力を入れる考えを示した。ただ、「Uターン投資をすれば安い土地や人件費が手に入ると誤解しないでほしい。企業は何に投資できるかを明確にすべきだ」と強調した。
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