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LEDと太陽電池、15年に計1兆元規模


ニュース その他分野 作成日:2010年7月15日_記事番号:T00024012

LEDと太陽電池、15年に計1兆元規模

 
 施顔祥経済部長は14日、発光ダイオード(LED)、太陽電池の両分野に対する今年上半期の投資規模が合計で520億台湾元(約1,430億円)に上ったことを明らかにし、友達光電(AUO)、台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)など大手企業の積極的な投資により、LEDと太陽電池の産業規模が2015年までに合計で1兆元を超えるとの見通しを示した。15日付工商時報が伝えた。
 
 施経済部長は、中華民国工商建設研究会などが主催する「ECFA(海峡両岸経済協力枠組み協議)時代のビジネスチャンスと挑戦」と題したシンポジウムで講演し、「政府が示した六大新興産業のうち、経済部はグリーンエネルギー、バイオテクノロジー、医療看護の企業誘致を担当しているが、グリーンエネルギー分野への民間投資が活発だ」と指摘した。

 台湾政府は「緑色能源産業旭升方案(グリーンエネルギー産業サンライズプラン)」の中で、15年時点の産業規模をLEDが5,400億元、太陽電池が4,500億元の計9,900億元とする目標を掲げている。施経済部長は「引き続き好調に推移すれば、両産業の合計生産規模が15年時点で1兆元を超えるとみている」と述べた。