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台鉄南科駅が供用開始、工業園区へのアクセス向上


ニュース 運輸 作成日:2010年7月15日_記事番号:T00024013

台鉄南科駅が供用開始、工業園区へのアクセス向上

 
 南部科学工業園区(南科)に連絡する台湾鉄路(台鉄)の南科駅(台南県新営市)が14日供用を開始した。同駅には1日76便が停車し、ホーム延伸後は特急・自強号などの停車も検討されている。また、来年1月には沙崙支線の開通により台湾高速鉄路(高鉄)台南駅とも結ばれるため、南部科学工業園区へのアクセスが大幅に向上する。また、南科駅は台湾で初めて太陽光発電システムを設置した鉄道駅で、1カ月当たり5,600台湾元(約1万5,400円)の電力料金を削減できる。15日付自由時報が報じた。
 
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南科駅。駅校舎や一部ホームの屋根に薄膜太陽電池パネルが設置され、その発電量で日中の設備使用分を賄える見通しだ(中央社)
 
 14日午前8時26分に新営駅(台南県新営市)を発車し、午前8時51分に南科駅に到着した第1便に夫人とともに乗り込んだ蘇煥智・台南県長は、「南科駅の供用開始によって、太陽エネルギー産業と地域の観光産業が発展することを望む」と語った。

 また同駅の供用開始イベントでは、記念切符や記念入場券、記念切手が発売され、1,000人以上が購入に列を作った。