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台プラ首脳が訪日、商社と接触も


ニュース 運輸 作成日:2010年7月15日_記事番号:T00024014

台プラ首脳が訪日、商社と接触も

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王文淵総裁、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の王文潮董事長が14日から日本を訪問している。王文淵総裁と王文潮董事長がそろって出国するのは異例で、日程は公表されていないが、消息筋によれば、今回の訪日は新規発注船舶の引き渡しに立ち会うことが目的で、丸紅、三菱商事など商社とも接触し、16日に台湾に戻る予定となっている。15日付経済日報が伝えた。

 台湾プラグループは海運業の将来性を重視しており、傘下の台塑海運(FPMC)、台塑貨運、麦寮港などで運輸事業群を構成する計画だ。台塑海運は既に保有船舶を3年以内に現在の45隻から76隻に拡充する方針を固めている。内訳は30万トン級のタンカー、18万~20万トン級のスエズマックス級ばら積み貨物船計31隻などだ。大型船の投入で輸送コストは大幅な改善が見込まれる。