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コンパル、ソニー向けテレビ出荷開始か


ニュース 電子 作成日:2010年7月15日_記事番号:T00024024

コンパル、ソニー向けテレビ出荷開始か

 
 15日付電子時報によると、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)がソニー向けテレビ受託メーカーの仲間入りを果たしたようだ。年初にソニーから受注したとの観測が流れていたが、コンパルはこのほど、顧客企業名は明かしていないものの、「新たな顧客向けに出荷を開始し、下半期の出荷量に貢献が期待できる」と見通しを示した。

 これまで東芝、三洋電機、日立製作所などをテレビの主要顧客としてきたコンパルは、年初にソニーからの受注観測が浮上した。しかし、その後、生産機種に関する問題から出荷時期が遅れるとの見方が出ていた。ソニー向けテレビ受託が事実とすれば、今後、鴻海精密工業、緯創資通(ウィストロン)と受注を分け合うことになる。

 コンパルの出荷台数は、上半期160万~170万台に対し、下半期は単月平均50万~60万台以上が見込まれ、通年目標の600万台達成に希望が出てきたと市場ではみられている。また今後、ソニーのノートパソコンや電子ブックリーダーなどの製品受注につながる可能性にも注目が集まっている。