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奇美電が生産能力増強、傘下設備メーカーに恩恵


ニュース 電子 作成日:2010年7月15日_記事番号:T00024029

奇美電が生産能力増強、傘下設備メーカーに恩恵

 
 今年の液晶パネル好景気を受け、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が生産能力増強を積極的に進める中、奇美電向け売上比率が全体の8割を占める傘下の設備メーカー、東捷科技(Contrel Technology)が恩恵を受けている。15日付電子時報が報じた。

 東捷科技は現在、少なくとも20億台湾元(約55億円)分の受注見込みを抱えており、来年第2四半期まで受注見通しが立っている状態だ。なお奇美電向け売上比率は今後、9割に達すると予測されている。

 奇美電の拡充計画の規模は、年末までに第8.5世代工場で生産能力がガラス基板投入枚数ベースで5万4,000枚分の設備を追加、2011年は8.5世代での拡充継続に加え、新竹科学工業園区(竹科)竹南園区(苗栗県竹南鎮)の6世代工場も生産能力を10万4,000枚まで増強する。さらに5、6、7世代前工程工場の設備更新も控えているほか、中国浙江省寧波市と広東省仏山市の後工程モジュール(LCM)工場の生産能力拡充も予定している。