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台糖、山東・フィリピンで養豚計画


ニュース 農林水産 作成日:2010年7月16日_記事番号:T00024037

台糖、山東・フィリピンで養豚計画

 
 台湾糖業(台糖)が中国山東省およびフィリピンでの養豚事業を計画している。頼財棱執行長(CEO)は、台湾市場は飽和状態のため、長期的成長を求めて海外に進出すべきとの考えだ。16日付経済日報が報じた。

 頼執行長は、中国での豚肉価格は1キログラム当たり60台湾元(約160円)で台湾とほぼ変わらないが、人件費や用地コストが低く、同10元のコスト削減が可能だと指摘。山東省では200ヘクタールの用地の提供と、50年間の賃料免除の優遇措置を受けられるため、有利だと語った。

 中国投資の計画は、経済部投資審議委員会(投審会)と行政院農業委員会(農委会)の認可待ちだという。一方、フィリピン投資は社内での検討段階だ。

 台糖は現在33万~34万匹を飼育する養豚の台湾最大手だが、現状では利益を出すには少なくとも43万匹以上必要だとしている。