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HPの台湾R&Dセンター、3年内に1千人規模へ


ニュース 電子 作成日:2010年7月16日_記事番号:T00024058

HPの台湾R&Dセンター、3年内に1千人規模へ

 
 経済部技術処の呉明機処長は15日、ヒューレット・パッカード(HP)が研究開発(R&D)センターを、現在の600人規模から3年以内に1,000人規模に拡大することを計画しており、政府の補助金給付を申請したと明らかにした。16日付経済日報が伝えた。

 呉処長によると、HPは米マイクロソフト(MS)に次いで早くから台湾にR&Dセンターを設置した企業で、同センターは現在既に外資系として最大規模となっている。

 経済部は2002年以降、外資系企業による台湾R&Dセンター設置を奨励しており、昨年は6社が政府補助の申請を行った。今年は先月、クラウドコンピューティング分野のソフトウエア開発などを目指す「ソフトウエア・アンド・サービス・エクセレンス・センター(軟体・服務卓越中心)」を開所した米マイクロソフト(MS)のほか、HPを含め7社がR&Dセンター関連投資への補助を申請している。

 経済部は「外資系企業のR&Dセンター設置は、外資が台湾の知力を活用するというだけでなく、台湾の関連企業の発展にも結び付いている」とそのメリットを強調した。