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作成日:2010年7月19日_記事番号:T00024082
Garmin−ASUS携帯、中国市場で発売
華碩電脳(ASUS)はこのほど、全地球測位システム(GPS)世界最大手のガーミン(台湾国際航電)との共同スマートフォンブランド「Garmin-ASUS」の製品を中国で正式に発売した。まず携帯電話販売最大手の迪信通から、OS(基本ソフト)に「Windows Mobile(ウインドウズ・モバイル)」を採用した「M10」を、続いてグーグル・アンドロイドOS搭載の「A10」を発売する計画だ。さらに第4四半期以降に通信キャリア大手、中国移動通信(チャイナ・モバイル)から同社開発「Ophone OS」を採用したTD-SCDMA規格対応の3機種を発売する予定だ。17日付工商時報が伝えた。
ASUSは中国市場でのGPS機能付き携帯電話の需要を好感し、「Garmin-ASUS」ブランドの中国進出を決めた。キャリアとの提携発売には時間がかかるとし、まず小売業者を通じた販売戦略を取る。
一方、台湾市場で今年発売されているスマートフォン新機種はアンドロイド製品がほとんどを占めるが、「Garmin-ASUS」は依然同機種を発売していない。これに関しASUSは、9月から10月にかけ台湾でもアンドロイド機種の「A10」を導入すると説明した。