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液晶パネルQ3需要不振か、減産検討も


ニュース 電子 作成日:2010年7月19日_記事番号:T00024086

液晶パネルQ3需要不振か、減産検討も

 
 19日付経済日報によると、例年のハイシーズンに当たる第3四半期を迎えたにもかかわらず、液晶テレビなど最終製品の販売が予想されたほど伸びないため液晶パネル価格が下落しており、パネルメーカーは設備稼働率の引き下げも検討しているもようだ。川下のブランドは当初、第3四半期の需要を非常に楽観し、第2四半期に大量のパネル調達を行ったが、中国など末端市場では予測と実際の需要に落差があり、在庫水準が高まっているという。

 市場調査会社、ウィッツビューの張小彪研究部主管は、7月の液晶パネル価格は全面的に下落し、8月も底打ちの可能性は低いと予測。川下のブランドや受託生産メーカーは第3四半期の需要を満たせるだけの在庫を既に抱えているため、新たな大量調達は期待できないと指摘した。業界では、第3四半期のパネル景気は小幅な需要増か横ばいにとどまると観測されている。